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京都市

京の生きもの・文化協働再生プロジェクト認定制度

2021.8.20

武田薬品工業株式会社京都薬用植物園
第27号認定「武田薬品工業株式会社京都薬用植物園」

 武田薬品工業株式会社京都薬用植物園では,五條天神宮(下京区)が節分祭で参拝者に授与する「神朮(おけら)」を作製し,奉納する活動を行っています。

 古くから五條天神宮では,節分祭の日にだけ厄除けを目的に,日本最古の「宝船図」と共に「勝餅」や「神朮」が参拝者に授与されています。参拝者に授与される「神朮」とは,薬用植物のオケラの根茎を加工したもので,健胃・利尿・止汗といった薬効が期待される生薬「白朮(びゃくじゅつ)」の作製方法に準じ作られたものです。薬用植物であるオケラは,日本薬局方収載の重要な生薬の基原植物であると共に,京都府レッドデータブック2015では「絶滅危惧種」にランクされていることから,京都薬用植物園では,以前よりオケラの保全を目的として,様々な系統の維持管理に努めています。

 このたび,五條天神宮と新たなご縁に恵まれたことから,京都薬用植物園が2021年の節分祭用の「神朮」の奉納を担当することになり,本取組が開始されました。なお,奉納される「神朮」は,京都薬用植物園で維持管理するオケラの根茎を収穫,加工したもので,今後も継続して奉納する予定です。

オケラ
五條天神宮
奉納される神朮(おけら)
京都薬用植物園中央標本園

※京の生きもの・文化協働再生プロジェクト認定制度はこちらをご覧ください。

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