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2017.8.3

「鴨川生き物調査」に参加しました!(平成29年7月29日)

 今回は「NPO法人ビオトープネットワーク京都」が実施されている「鴨川生き物調査」に参加させていただきましたので,その様子を紹介させていただきます!

 

 「鴨川生き物調査」は,NPO法人ビオトープネットワーク京都が平成22年から四季ごとに実施されています。毎年,夏の調査では子どもたちと一緒に鴨川の生きものを採るだけでなく,川の安全についても講習されています。

 また,本調査は全国水生生物調査に参加しています。この全国水生生物調査は国土交通省と環境省が実施しているもので,川に生息する生物の種類を調べることで,水質(水の汚れの程度)を判定する調査です。

 

 今回は出町柳周辺にて,「高野川」と「賀茂川」の生きものを調査しました。当日は小学生からベテランの方まで20名以上が集まりました。

 まず,小学生を対象に川での安全な遊び方について講習がありました。救命胴衣の着用の仕方やその重要性,また,川の上流にダムがある場合,突然水の量が増える可能性があり注意が必要なことなど,安全に川で遊ぶために知っておくべきポイントについて分かりやすく説明されていました。

 

 そして,いよいよ高野川に入って調査の開始です!

たも網を使って生きものを採ります!

 皆さん慣れた手つきで思い思いのポイントに網を入れ,次々と魚や水生昆虫などを採っていました。

 高野川では,ヒラタカゲロウやナガレトビケラといったきれいな水に生息する水生昆虫も見つかりましたが,カワニナやコオニヤンマ,ヒラタドロムシなどややきれいな水に生息する生きものが最も多く見つかりました。また,カワムツやタカハヤ,ナマズなどの魚を採ることができました。

 そして,絶滅危惧Ⅱ種(環境省レッドリスト)のスナヤツメも発見されました。

高野川で見つかった生きもの

 次は,賀茂川に移動し,調査を続けました!

 賀茂川では,ややきれいな水に生息するコオニヤンマやヒラタドロムシ,コガタシマトビケラが多く見つかりました。また,ギギやナマズ,シマドジョウなどもいました。

 特定外来生物であるオオクチバスの稚魚も見つかりました。

賀茂川で見つかった生きもの

 最後に,「高野川」と「賀茂川」で採れた生きものについて,大阪市立城陽中学校の河合先生が解説されました。先生の詳しい説明に皆さん興味津々でした!

採れた生きものをすべてリスト化しました
ギギの生態について解説中

 定期的に実施されている本調査は,鴨川(高野川,賀茂川)に生息している生きものが毎年どのように変化しているかを知るうえで,重要な取組であることを実感しました。

 

  「鴨川生き物調査」は9月2日にも勧進橋下流付近で行われます。詳細は本ホームページのイベント情報を御確認ください!

 http://ikimono-museum.com/event/

 キーワード「鴨川生き物調査」を御入力いただき,御覧ください。

 

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