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2017.8.3

平成29年度第3回親子生きもの探偵団~島津の森~を開催しました!(平成29年8月1日)

 第3回親子生きもの探偵団は,島津の森で開催されました。

 島津の森は,株式会社島津製作所の三条工場構内にある,8,000m²に及ぶ緑地帯です。在来種を中心とした樹木を植栽することで地域における生態系ネットワークの構築にも寄与しており,フタバアオイやフジバカマなど,京都ならではの伝統的な希少植物の保全も行われています。 

※安全やセキュリティ上の理由から,一般公開はされていません。

島津製作所

 当日は39名の方が参加されました。

 講師は,西台先生(京都自然観察学習会講師)と島津製作所「え~こクラブ」の皆さんです。

 

 まずは,え~こクラブの方から島津製作所や島津の森について解説をしていただきました。

 

観察会の開始です!

 島津の森を歩いて,生きものを観察します。

 エゴノキには実がなっていました。

エゴノキ

 この実を水に入れて揉むと,泡が出てきます。これを,昔は洗剤として利用していたそうです。

実を水に入れて揉んでみると・・・
泡ができました!

 教わったことを,しっかりとメモします。 

 こちらは,シロテンハナムグリとアオテンハナムグリです。 

シロテンハナムグリ
アオテンハナムグリ

 3年前にできた,ハシブトガラスの巣を観察します。ハンガーなどを使って作られており,とても丈夫。今は使われていませんが,3年経ってもまだ残っています。 

フィールドスコープで観察
ハシブトガラスの巣

 手水鉢では,ヒヨドリやメジロが水浴びしている姿を見ることができました。

 また,ハクセキレイも見られました。 

ヒヨドリやメジロが水浴びをする手水鉢
ハクセキレイ

 空を見上げると,ウスバキトンボがたくさん飛んでいました。 

ウスバキトンボ

 

生物多様性を題材にしたカードゲーム,「bidi」 

 観察会の後は,え~こクラブの方が製作されたオリジナルカードゲーム,「bidi」を行いました。

 「bidi」は,IUCN(国際自然保護連合)が作成したレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物のリスト)を参考に制作されたもので,絶滅危惧種の生きものについて楽しみながら学ぶことができます。

いいカード,来い!
どの色のカードを集めようかな?

 白熱した闘いが繰り広げられていました!

 

 

 今回の観察会では,一般には公開されていない,生物多様性の保全をコンセプトに整備された「島津の森」で生きものの観察を行いました。環境を整えれば,街中でも多様な生きものが見られるようになることを実感することのできる,貴重な体験となりました!

 

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