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2018.2.16

平成29年度京都市生物多様性セミナーを開催しました!(平成30年2月1日)

 京都市では,市民や事業者,活動団体の皆様に,生物多様性についての理解を深めていただくとともに,保全活動の輪を更に広げていくため,「京都市生物多様性セミナー」を開催しています。

 4回目となる今回は,生物多様性の保全に向けて多様な主体が協働・連携して取り組むことの重要性について,参加者の皆様と一緒に考えるきっかけとなることを目的として開催しました。

 最初に,結・社会デザイン事務所代表の菊池様から御講演いただき,続いて,「京都市生物多様性保全活動登録制度」登録の4団体から活動事例などについて御発表いただきました。

 

講演「いのちにぎわう未来の京都 ~協働の環の先に見えるもの~」                                 結・社会デザイン事務所 代表 菊池 玲奈 様

 菊池様は,NPO職員,大学研究員などを経て,2009年6月に「結・社会デザイン事務所」を開業され,生物多様性保全に関する様々な協働事業提案,ブランディング,コンサルティングなどに携わっておられます。

 講演の中では,生物多様性とはなにか,なぜ生物多様性を保全しなくてはいけないのか,さらには,生物多様性保全においてなぜ協働が重要なのかについて,多彩な御経歴からの経験も交え,分かりやすくお話しいただきました。

 

「京都市生物多様性保全活動登録制度」登録団体による活動事例発表

 「京都市生物多様性保全活動登録制度」は,生物多様性保全活動に参加を希望する市民の皆様と,市民の皆様の協力を希望する保全活動団体を結び付けることで,本市における生物多様性保全活動が効率的かつ効果的に行われることを目的とした制度です。

 本制度に登録いただいている4団体から,御発表をいただきました。

(1)フィールドソサイエティー 代表 久山 喜久雄 様

 フィールドソサイエティー様は,法然院森のセンターを拠点に,市民と寺の協働による環境学習活動を通じて環境共生型の地域づくりを目指す市民グループで,「平成28年度京都環境賞」を受賞されています。

 お寺の森(法然院の森)を活用し,身近な自然について学ぶ様々な対象に向けた環境学習活動についてお話しいただき,また,法然院の森で見られるたくさんの生きものを写真とともに御紹介いただきました。

(2)NPO法人 ビオトープネットワーク京都 代表 中辻 英克 様

 NPO法人ビオトープネットワーク京都様は,生き物の住みかであるビオトープの観点から,自然の保全・復元を目指し,鴨川での生き物調査や里山保全活動等を行われています。

 ビオトープが生物多様性保全に果たす役割や,鴨川生き物調査などの具体的な取組についてお話しいただきました。 

(3)日本野鳥の会 京都支部 副支部長 坂根 勝美 様

 日本野鳥の会京都支部様は,「日本野鳥の会」全国初の支部として1936年に発足し,以来約80年にわたって,愛鳥精神の普及や探鳥会の実施,野鳥の保護に取り組まれています。

 支部設立の歴史や,野鳥の多様性を守るための活動などについてお話しいただきました。

(4)京都伝統文化の森推進協議会 事務局 中筋 祐司

       (京都市産業観光局農林振興室林業振興課 京の森づくり推進担当課長)

 京都伝統文化の森推進協議会様は,地域,寺院,企業,学識者,行政などが協働し,京都三山の文化的価値発信や,東山の国有林における森林整備・景観対策を実施されています。

 東山の森林植生や景観の変化,地域協働により取り組まれている東山の森林整備活動についてお話しさせていただきました。

 

 本セミナーには,128名の方に御参加いただきました。

 京都ならではの自然環境や生物多様性の恵みを後世に受け継いでいくためには,様々な主体が協働し,保全活動に取り組み続けていくことが必要です。

 本セミナーに参加された皆様が,生物多様性保全と協働についての講演や,様々な立場から生物多様性保全に関わっている団体の方の発表を通して,京都の生物多様性を保全していくためにどのような協働が必要か,考えるきっかけとなれば幸いです。

 

 当ホームページ「京・生きものミュージアム」では,活動事例発表をいただいた団体の皆様の団体情報やイベント情報も掲載しております。ぜひ御覧ください!

 http://ikimono-museum.com/org/search

 

 

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