京都市生物多様性総合情報サイト 京・生きものミュージアム

京都市

新着情報

2018.5.17

フタバアオイの奉納式「葵里帰り」が開催されました

 平成30年5月11日(金),京都市北区の賀茂別雷神社(以下「上賀茂神社」という。)にて,京都三大祭りの一つである「葵祭(5月15日開催)」で使用するフタバアオイの奉納式「葵里帰り」が開催されました。

 奉納式は,上賀茂神社から株分けされたフタバアオイを学校や企業,団体が育成し,その一部を上賀茂神社に奉納するものであり,平成27年に開始されました。

 4回目となる今年も,参加者が育てた苗が上賀茂神社境内の畑に植え戻されました。植え戻されたフタバアオイは畑で育成された後,葵祭に活用されます。

たくさんの方が参加されました!
奉納されたフタバアオイの苗を畑に植え戻しました
(写真中央は門川大作京都市長)

 

葵祭

 5月15日(火)には葵祭が開催され,フタバアオイに飾られた平安朝の優美な行列が京都御苑を出発し,下賀茂神社を経て上賀茂神社に向かいました。

 

フタバアオイ育成の取組について

 葵祭では毎年約1万4千枚のフタバアオイの葉が必要であり,かつては上賀茂神社の境内に自生するものだけで賄えていましたが,近年ではその数が非常に減少しています。

 上賀茂神社では,葵祭に欠かせないフタバアオイの保護・育成のため,葵プロジェクトを平成22年に設立し,小学校を中心とした教育機関や企業・個人と共同でフタバアオイを育成するとともに,自然と文化のつながりについての意識啓発を図りながら,伝統祭事である葵祭を次世代へ継承する取組を進めています。

 また,京都市では,葵プロジェクトから提供されたフタバアオイの育成に参加している団体の取組を「京(みやこ)の生きもの・文化協働再生プロジェクト認定制度(※)」において認定し,その取組を支援しています。

※京(みやこ)の生きもの・文化協働再生プロジェクト認定制度

 京都ならではの自然環境や伝統文化を後世に受け継ぎ,目指すべき生物多様性保全の方向性を示すため,京都市が平成26年3月に策定した「京都市生物多様性プラン~生きもの・文化豊かな京都を未来へ~」のリーディング事業の一つで,京都の祭りや文化を支えてきた生きものの保全・再生のための取組を認定し,必要に応じて技術的な支援のための専門家を派遣する制度です(平成26年9月創設)。

 「京の生きもの・文化協働再生プロジェクト認定制度」は,環境管理課において申請を受け付けています。詳しくはこちらを御覧ください。

ページの先頭へ戻る