京都市生物多様性総合情報サイト 京・生きものミュージアム

京都市

新着情報

2018.6.25

「平成30年度 第1回親子生きもの探偵団~上賀茂神社~」を開催しました!(平成30年6月2日)

 平成30年度第1回目の親子生きもの探偵団を,賀茂別雷神社(上賀茂神社)で開催しました。 

 「親子生きもの探偵団」は,生物多様性保全の必要性を理解し,行動していただくための環境教育・普及啓発の一環として,専門の講師をお招きし,親子を対象に開催している自然観察会です。

 

 当日は,雲一つない晴天でした。41名の親子に参加していただきました。

 まず,上賀茂神社の本殿でお祓いをしていただきました。

 その後,本殿に参拝し,権禰宜の乾光孝様から,上賀茂神社についての説明をしていただきました。

 

 次に,境内で育成されているフタバアオイを見学し,一般財団法人葵プロジェクトの高瀬川薫子様から解説をしていただきました。

 

 続いて,「ならの小川」で生きものを採取し,観察を行いました。

 講師は,NPO法人ビオトープネットワーク京都の方々と,河合典彦先生(環境省希少野生動植物種保存推進員)です。

 まず,河合先生から,「投網(とあみ)」について解説していただきました。投網は,重りの付いた網で,水中に投げ入れて魚を獲ります。初めて見る投網に,子どもたちは興味津々です。

 投網を使って生きものを捕るところも見せていただきました。

 いよいよ,参加者の皆さんも川の中に入り,生きもの採取スタートです!

 服が濡れるのもお構いなしで,夢中で生きものを探していました。 

 前日から仕掛けていた「もんどり」(魚を獲るための道具)にかかった生きものも採取しました。 

 たくさんの生きものが捕れました!

ドンコ
カワムツ
トノサマガエル
ヒゲナガカワトビケラ

 このほかにも,カワヨシノボリ,ナミウズムシ,ギンヤンマ,サワガニ,テナガエビなどが見つかりました。

 

 最後に,採取した生きものについて解説をしていただきました。

 また,水質の指標になる生きもの(指標種)による水質の判定も行いました。

 この日見つかった生きものを,どのような環境(きれいな水,ややきれいな水,汚い水,とても汚い水)で生きられるのかによって分類すると,「きれいな水」の指標となる生きもの(ナミウズムシ,サワガニ)もいることが分かりました!

 終わりに,河合先生が,保護者の方に対して,小学生の時期に「本物」に触れ,感性を育てることの大切さについてお話しされると,保護者の方たちは真剣に聞かれていました。

 この「親子生きもの探偵団」で生きものに直接触れた経験も,生きものや身近な自然環境に興味を持つきっかけとなれば幸いです。

 

 ※この観察会では,許可を得て生きものを採取しています。

  採取した生きものはならの小川に返しました。

ページの先頭へ戻る