京都市生物多様性総合情報サイト 京・生きものミュージアム

京都市

新着情報

2018.10.5

平成30年度地域生きもの探偵団を開催しました!(第1弾)

地域生きもの探偵団について

 市内の小学校の児童が授業で生きものを観察する際に,本市が専門家を派遣し,多様な生きものたちのつながり等について解説するものです。

 日々生活している地域の公園や河川等で自然と触れ合い,普段は聞くことができない専門家の解説を通して,生物多様性の大切さについて学習していただくことで,生物多様性を理解し行動する人を育成することを目的としています。

 今年度は全5回の実施を予定しており,今回は9月に実施した2回分の様子をお知らせします!

地域生きもの探偵団~大宮小学校~(平成30年9月11日)

 北区の京都市立大宮小学校の5年生111名を対象に実施しました。

 学校の近くを流れる賀茂川で,川の中の生きものの観察と,パックテスト(簡易な水質測定器)を用いた水質調査を行いました。

 講師は,特定非営利活動法人ビオトープネットワーク京都の皆さんと,滋賀県立大学大学院生の北野大輔さんです。

 まず,河川敷に集合し,講師の方から川で安全に活動するために必要なことをお話しいただきました。

 児童の皆さんも川に入って生きものを採取する予定でしたが,この日は川が増水していたため講師の方のみ川に入り,生きものを採っていただきました。

 たも網や投網を使って,たくさんの生きものを採ってくださいました。

 どんどん陸に上げられる川の生きものに,児童の皆さんは興味津々です!

 カワムツ,ドンコ,オイカワ,ヨシノボリ,スジエビ,ヌマエビ,ミナミヌマエビ,サワガニ,カワニナ,コオニヤンマのヤゴなどが採れました。

 生きものの採取が終わると,それぞれの生きものがどんなものを食べているのか,どんなところに生息しているのかなどについて,解説をしていただきました。

 パックテストを使って水質調査も行い,見つかった生きものから判定される水質と,パックテストの結果から,賀茂川の水質について考えました。

 ただ,この日は台風の後ということもあり,見られる生きものが平常時とは少し違ったようです。

 小学校の先生のお話では,児童の皆さんは水の中の生きものというと魚,カニ,,,程度のイメージしかないのではとのことだったので,今回の観察会で,身近な川の中にも多様な生きものがいることを知ってもらえたのではないかと思います!

 

地域生きもの探偵団~百々小学校~(平成30年9月20日)

 山科区の京都市立百々小学校の4年生108名を対象に,学校の近くにある山科神社と大石神社で実施しました。

 講師は,京都精華大学教授の板倉豊先生と,京都自然観察学習会講師の西台律子先生です。

 あいにくの雨の中の観察会となりましたが,クラスごとに,山科神社,大石神社を歩き,生きものの観察を行いました。

 ウラジロという裏が白いこのシダは,お正月の鏡餅の飾りなどに使われる縁起物で,葉が対になっているため紙飛行機のように飛ばして遊ぶこともできます。

 そのほか,ヨウシュヤマゴボウ,イチョウなどよく見る植物に毒があるお話(ギンナンは食べすぎると毒になります)や,生で食べられるヤマノイモのお話など,私たちの生活に絡めたおもしろい解説をしていただきました。

 

 山科神社には,イタチのふんが落ちていました。こんなところにイタチが来ているんだ!とびっくり。

イタチのふんをじーっと見つめています

 カゲロウ,クサキリ,オンブバッタ,ツマグロヒョウモン,ジョロウグモ,ツチガエルなど,動物もたくさん見られました! 

カゲロウ
ツマグロヒョウモンの幼虫
 ジョロウグモ

 最後に,質問タイムです。

 雨の日は晴れの日と見られる生きものは違うの?雨の日に見られない動物はどこにいるの?など,たくさんの質問が出ていました。

 あいにくのお天気ではありましたが,雨の日ならではの生きものの様子を感じてもらえたのではないでしょうか。

 採取した生きものは全て元の場所に返しました。

ページの先頭へ戻る