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2018.10.22

京都市動物園へのチマキザサ移植式に参加しました!(平成30年10月19日)

 今回は10月19日(金)に開催されたチマキザサ再生委員会による「京都市動物園へのチマキザサ移植式」に参加しましたので,その様子を紹介させていただきます。

 

 左京区北部の花脊別所地域などに分布するチマキザサは,古くから祇園祭の厄病・災難除けのお守りの粽(ちまき)や和菓子等に使用されてきました。

 ところが,今から10年ほど前に左京区北部のチマキザサは一斉に開花・枯死した後,若芽がシカの食害を受けたことにより自然での生育が困難な状態となってしまいました。

 そのため,左京区役所が中心となり,チマキザサの復活を目指して,学識者や地域の関係者で構成する「チマキザサ再生委員会」を組織し,シカからの食害を防止する防鹿柵の設置やチマキザサ再生に向けた啓発活動,生産・流通に関する調査等に取り組んでいます。

 

 そうした取組をより多くの方に知っていただくとともに,チマキザサ再生に向けた機運を高めていくことを目的に,京都市動物園内の「京都の森」にチマキザサが移植されることとなり,その移植式が開催されました。

 移植式には,チマキザサ再生委員会の方々をはじめ,チマキザサの生育地にある花背小中学校とチマキザサの消費地(祇園祭の鉾町)にある高倉小学校の児童の皆さんなど約30名が集まりました。

 

チマキザサ移植式の様子
「チマキザサ再生委員会」 柴田 昌三 先生

 

 まず行われたのは,高倉小学校で育てられたチマキザサの苗を花背小中学校にお返しする「チマキザサの里帰り式」です。

 高倉小学校の皆さんが大切に育てたチマキザサの苗は,花背小中学校の皆さんの元に里帰りし,今後は花背で大切に育てられます。

チマキザサの里帰り式
里帰りしたチマキザサ

 

 次に,小学校の児童や関係者の皆さんの手によって,チマキザサが京都市動物園「京都の森」に植えられました。

 元気に育つよう気持ちを込めてチマキザサに土をかける児童の皆さんの様子が印象的でした。

花背小中学校,高倉小学校の児童による移植
移植されたチマキザサと看板

 無事移植されたチマキザサは京都市動物園「京都の森」で見ることができますので,皆さんもぜひご覧ください!

 

 チマキザサについての詳しい情報は,本ホームページのリレーコラムで見ることができます。

 祇園祭とチマキザサ

 http://ikimono-museum.com/column/relay/detail/150123101651

 

 

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