京都市生物多様性総合情報サイト 京・生きものミュージアム

京都市

新着情報

2019.7.31

令和元年度地域生きもの探偵団(鷹峯小学校)

地域生きもの探偵団とは

 京都市内の小学校で実施する自然観察会です。本市が専門家を派遣し,多様な生きものたちのつながり等について解説いただいています。

 日々生活している地域の公園や河川等で自然と触れ合い,普段は聞くことができない専門家の解説を通して,生物多様性の大切さについて学習していただくことで,生物多様性を理解し行動する人を育成することを目的としています。

 今年度は全8回の実施を予定しており,今回は鷹峯小学校で実施した観察会をお知らせします。


地域生きもの探偵団~鷹峯小学校~

 令和元年6月25日(火),京都市北区の鷹峯小学校の3年生28名を対象に実施しました。

 鷹峯小学校は校内に裏山がある自然豊かな学校で,校内のビオトープと裏山で生きものを観察しました。

 講師は,京都自然観察学習会講師の西台律子先生です。

 まず,ビオトープとその周辺にいる生きものを観察しました。

ビオトープの周辺
講師の説明を真剣に聞いています!

 ビオトープの周りには,トンボやチョウなど多くの生きものが見られました。また,ビオトープの中には,アメンボやマツモムシなど水面で生息する生きもののほか,底にはアメリカザリガニもいて,子どもたちは喜んで見ていました。

ウスバキトンボ
ウスバキトンボ
ツマグロヒョウモン
ツマグロヒョウモン

 

 次は場所を変えて,裏山です。みんなで集合してから裏山に入ります。集合したところには,ユミアシゴミムシダマシやチャバネゴキブリがいました。

一度集合して裏山へ!
ユミアシゴミムシダマシ
ユミアシゴミムシダマシ

 

 裏山では,同じコナラの仲間でよく似たクヌギとアベマキの見分け方(アベマキの幹はコルク質で軟らかい)を手で触って確認したり,キビタキのさえずりを聞いたりと日頃なかなかできない体験をしました。また,葉が対で裏が白いウラジロは,正月の鏡餅の飾りに使われていることを聞き,驚いていました。

日頃あまり入ることのない裏山です
鳥のさえずりに耳を傾けています

 

 周りを探していると,大きなモリアオガエルを発見しました。繁殖期(4~7月)は水辺にいますが,それ以外は森で過ごすモリアオガエル。見つけたものはメスで,お腹も大きくなかったので,産卵を終えて森で過ごしていると思われます。子どもたちは森でカエルが見られると思っていなかったので,興味津々でした。(夜行性で,昼間はじっとしているので,近くで観察できました。)

モリアオガエル
体長は8cmほどありました!

 

 最後は,講師からまとめがあり,観察会を終えました。

 鷹峯小学校では,秋にも同様の観察会を実施し,季節によって見られる生きものがどう変わるかを行うそうです。秋の観察会も楽しみですね。

ページの先頭へ戻る