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2019.8.13

令和元年度第2回親子生きもの探偵団~京都御苑~を開催しました!(令和元年7月25日)

令和元年度第2回親子生きもの探偵団を,京都御苑で開催しました。

当日は,40名の方に参加していただきました。

当日は天候にも恵まれ,観察会日和となりました!

講師は,板倉豊先生(京都精華大学名誉教授)と西台律子先生(京都自然観察学習会講師)に来ていただき,様々な植物の種について学びました。

 

観察会開始

間ノ町口から出発です。

 

ボダイジュ

ボダイジュの種は葉(苞葉)がプロペラの役目をして,くるくる回りながら落ちていきます。風の流れにうまくのると,長い距離を飛ぶことが可能です。

ボダイジュの種を探しています。
種を画用紙に貼り,標本にしています。

 

アオバズクの観察

宗像神社の辺りで,アオバズクを観察しました。

木の枝にとまっているアオバズクを,フィールドスコープを覗いて探します。

順番にフィールドスコープを覗いています。
アオバズクがいました!

 

エノキ

エノキの実は甘いので,鳥がよく食べます。その鳥がフンをすると,消化されなかった種が散布されます。

ちなみに,国蝶のオオムラサキはエノキの葉を食べて育ちます。

 

クサギ

クサギの葉は切ったり触ったりすると,特徴的なにおいを発することが名の由来です。

クサギの匂いを嗅いでいます

 

イヌビワ

イヌビワの実(花嚢)の中にはイヌビワコバチという蜂が寄生していることがあります。この蜂がイヌビワの実の中にある花粉を運び,受粉するための役割を担っています。

イヌビワ
イヌビワの実を割ってみると蜂の姿が・・・

 

模型を使った種飛ばし体験

次に,アルソミトラの種の模型の「アルカルパ」を使って,種飛ばしを体験しました。

アルソミトラとは,東南アジアなどに生息する植物で,熟して割れた果実からグライダー状の羽根を付けて種が落下・飛散することで知られています。

 少しでも高いところから飛ばそうと頑張っています。

 

観察会も,そろそろ終わりが近づいてきました。

ここでは,ヌスビトハギやイノコヅチを観察しています。

いわゆる引っ付き虫で,動物や衣服に付着することで,遠くまで種が運ばれます。

熱心に観察しています。
せみの抜け殻も見つけました!

 

富小路休憩所付近でヤマモミジを観察した後,1日のまとめをして終了です。

 

今回の観察会では,京都御苑という身近な自然の中で,植物の種の様々な特徴について学んだ一日でした。

お疲れさまでした!

 

※京都御苑では植物や昆虫を採集することは禁止されていますので,採集は行わないでください。

 (今回は自然観察会による環境教育の一環として,事前に許可を得たうえで実施しています。)

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