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2019.8.26

令和元年度地域生きもの探偵団(大宮小学校)

 令和元年7月2日(火),京都市北区の大宮小学校の5年生108名を対象に実施しました。

 大宮小学校は五山の送り火で「舟形」が灯される船山や上賀茂神社の近くに位置しており,京都の歴史が身近に感じられる小学校です。昨年は,賀茂川に生息する水生生物を観察しましたが,今回は賀茂川河川敷のクローバー(シロツメクサ)を対象とした観察会を実施しました。

 講師は,京都自然教室の八木雅之先生と渡邉健也先生です。

 当日は,天気が心配でしたが,何とか晴れてくれました!

 まず,河川敷に集合し,講師から注意と説明を受けました。

  

 「クローバーはどんな形をしているでしょう?」

 「みんなの思うクローバーを書いてください!」

 講師が生徒たちに問いかけると,みんな一斉にスケッチブックに思い思いのクローバーを書きます。葉の形がハート型,楕円形,丸い形などみんなが書いたクローバーを発表した後,足元に生えているクローバーを観察しました。

 正しい葉の形は,ハート型ではなく,楕円形や丸い形です。ハート型は「カタバミ」といって,別の植物であると説明を受けた後,本日メインの4つ葉のクローバーをみんなで探しました。

 さあ,何人が見つけられるかな?

   

 あちこちで「見つけた!」,「あった!」という声が聞こえてきました。みんなで駆け寄って観察します。4つ葉のクローバーを何個も見つける子や5つ葉,6つ葉のクローバーを見つける子もいました。

 

 その他にも河川敷には,バッタやミツバチなどの昆虫やキノコなども観察でき,また,賀茂川では,魚やそれを食べるサギも観察できました。

 

 最後はみんなで集合して,講師の説明を聞きます。

 その前に,4つ葉のクローバーを見つけた子を確認すると,3割ほどの子が手上げていました。講師は「これほど多くの子が4つ葉のクローバーを見つけられる観察会は初めて。」と驚き,感心していました。

 4つ葉のクローバーが見つかる可能性は,1万分の1。5つ葉のクローバーは100万分の1で,6つ葉のクローバーは1600万分の1とのことです。4つ葉以上のクローバーは,通常3枚のクローバーの葉が若葉の時に外的要因でできた傷が原因で,その箇所が分裂して別の葉が出てくると言われているため,山奥よりも人通りの多い公園や河川敷で見つかる可能性が高いそうです。

 ちなみに,ギネス記録は56つ葉のクローバーで,なんと日本(岩手県)で見つけられています。これを聞いた子どもたちはびっくり!!すごい記録ですね。

 大宮小学校の5年生は,総合学習の一環で,「賀茂川生きものマップ」を作製されるそうです。今回観察した様々な生きものが,どんな形でまとめられるかが楽しみですね。

 

<京都自然教室について>

 京都自然教室は自然に親しみ自然と触れ合うことにより自然の姿に共感し,自然を大切にしたいという気持ちを持てる人を育てる活動をされており,自然観察会を毎月実施されています。

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