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2019.8.26

安朱小学校で地域生きもの探偵団を実施しました(令和元年7月9日)

 地域生きもの探偵団を京都市山科区にある安朱小学校の3年生35名を対象に実施しました。

 安朱小学校は山が近くにあり,小学校も自然の傾斜を活かした作りとなっており,まさに自然の中にある小学校です。一昨年に引き続き,今回は近くを流れる安祥寺川の水生生物を観察するとともに,試薬(パックテスト)を使った川の水質調査も行いました。

 講師は,ビオトープネットワーク京都の皆さんです。

 小学校の理科室で講師から注意と説明を受けた後,安祥寺川に移動しました。

 グループに分かれて,まずはパックテストを用いた水質調査を実施しました。

 

 パックテストは,COD(水中に有機物などがどのくらい含まれているか)を調べ,水質を判断するものです。みんなで測定した結果,CODは3~4で,「比較的きれい」であることが分かりました。

※(目安)純水:0 ,非常に汚い水:8以上

 次は,川に入り,水生生物の調査です。どんな生きものがいるでしょうか?

 

 みんな楽しみながら,一生懸命に生きものに探しています。サワガニや魚,トンボの幼虫など多くの水生生物が採種できました。

※ 採種した生きものは,教室での観察が終わった後に元の場所に戻しています。

 

 その後,小学校の理科室に戻り,採種した生きものを観察します。生きものの種類を図鑑で調べたり,生きものの様子をスケッチしたりしました。

   

 大きなカワムツや卵を持ったサワガニもみんなで観察しました。

 

 各グループで観察した生きものの種類や特徴を発表し合い,安祥寺川にいる生きものの情報を共有しました。今回採種できた生きもののほとんどが「きれいな川」にいる生きものでした。最初に行ったパックテストの結果と同じで,安祥寺川の水質がきれいなことが分かりました。

 

 

<ビオトープネットワーク京都について>

 ビオトープネットワーク京都は,色々な生きもの達が関係して生活する場所「ビオトープ」をつくるため,自然素材を活用しながら,残されている自然の保全や,失われつつある自然の復元,人工的な空間における自然的な環境を創造する事業に取り組むとともに,身近な環境や里山,河川の自然の中の「ビオトープ」と人の関係を再構築する場で技術を学び伝え合い,広められています。

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