京都市生物多様性総合情報サイト 京・生きものミュージアム

京都市

新着情報

2019.10.9

「京都市生物多様性フォーラムin洛西」を開催しました!(令和元年10月5日)

 市民の皆様に,生物多様性についての理解を深め,保全活動の輪を広げていただくために,生物多様性保全に関わる活動が活発な「生物多様性のまち・洛西」において,「京都市生物多様性フォーラムin洛西」を開催しました。

 今回は「生物多様性豊かなまちづくり」をテーマに,基調講演のほか,様々な取組団体等を招いて,生物多様性保全を通じたまちの活性化に関する意見交換などを行いました!

基調講演「洛西で考える「令和」時代の生物多様性」

 森本 幸裕 様

 森本様は環境デザイン学・景観生態学が御専門で,京都造形芸術大学,大阪府立大学,京都大学大学院,京都学園大学で教授を歴任されてこられました。京都の自然環境,生物多様性について精通しておられ,現在は,京都市都市緑化協会理事長として,雨庭と「和の花」の普及啓発を通して生物多様性の主流化に取り組まれています。また,京都市環境審議会の委員にも就任いただいており,本市環境行政にも御尽力いただいています。

 今回,「洛西で考える「令和」時代の生物多様性」と題して,様々な視点から生物多様性保全の重要性について御講演いただきました。

・令和とフジバカマ

 「令和」の語源となった万葉集におけるフジバカマの登場や,自生種と野生種のフジバカマの違いについて紹介いただきました。

・洛西の景観生態学

 洛西地域で自生している希少植物や,生息する生きものについて紹介いただき,景観生態学からみた洛西の生物多様性について解説いただきました。

 また,里山,河原,水辺が減少している実態,さらにその重要性について解説いただきました。

・生物多様性の世界の潮流

 生物多様性条約,生物多様性国家戦略・地域戦略,SDGs等の世界情勢について解説いただきました。

 また,グリーンインフラの事例として,取り組んでおられる「雨庭」について紹介いただきました。

・絶滅危惧種となった里の植物「和の花」の再生と活用

 洛西に自生するフジバカマやヒオウギなどの希少種の保全・再生・活用について解説いただきました。

 

洛西地域の活動団体の取組紹介

 主に洛西地域で生物多様性保全に関わる活動をされている団体の取組内容を紹介いただきました。 

「大原野森林公園」森の案内人 藤井 様  

 森の案内人様は,大原野森林公園で「自然そのものが公園施設」,「自然とともに,市民とともに」を基本テーマとして活動されており,希少野生生物のフクジュソウなどについてお話いただきました。

 

洛西ニュータウン創生推進連絡会小畑川活用チーム 平井 様

 洛西ニュータウン創生推進連絡会小畑川活用チーム様は,「生物多様性豊かなまちづくり」を掲げており,洛西ニュータウン内を流れる小畑川でのフジバカマの育成の取組などについてお話いただきました。

 

意見交換

 進行は,兵庫県立大学准教授で,洛西NTアクションプログラム推進会議アドバイザーも務めておられる安枝様に御協力いただきました。

 活動団体とのつながりや,担い手不足など今後の活動における課題,企業と活動団体との関わり方など,参加者と活動団体の皆様との活発な意見交換がなされました。

 また,今回御紹介した団体以外にも,市内の多くの活動団体や企業の皆様に生物多様性保全に取り組んでいただいており,それらの紹介パネルの展示も行い,参加された皆様に知っていただく機会となりました。

 (各団体のパネル資料はこちらから御覧いただけます。)

 /uploads/pdf/パネル展示データ.pdf

 当日は70名の方に御参加いただきました。

 皆様,ありがとうございました!

ページの先頭へ戻る