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平成29年度地域生きもの探偵団を開催しました!(第3弾)

地域生きもの探偵団~新町小学校~(平成29年10月11日)

 今年度最後の第5回地域生きもの探偵団の様子をお知らせします。

 今回は上京区の新町小学校の児童79名を対象に実施しました。会場は京都御苑です。京都御苑は,南北は丸太町通から今出川通まで,東西は寺町通から烏丸通まで広がる,市街地における大規模な緑地で,生きものの格好のすみかとして重要な役割を担っています。

 

 河合先生と西台先生に講師を務めていただき,中立売御門を中心に南北2つのグループに分かれて生きものの観察を行いました。

 南側は河合先生に御担当いただきました。

 まず,教えていただいたのは,自然観察をする際のポイントです。地図を用意して,自分がいる場所(生きものを発見した場所)を把握し,正確に記録することが大切です。

 次に,葉っぱのそれぞれの部分の名称について教えていただきました。「鋸歯(きょし)」,「葉脈(ようみゃく)」,「葉柄(ようへい)」など大人でも難しい名称をみなさんスラスラ覚えていました。 

地図に今自分がいる場所を記録します
ミスジコウガイビルについて解説

 木の周りでは,モリチャバネゴキブリの幼虫やミスジコウガイビル,ムカデなどについて観察しました。

 普段は敬遠されがちな生きものたちですが,河合先生のイラストを使った解説に児童たちは興味津々でした。

地面に穴があいていました。何の穴でしょうか?

 地面に1.5cm程度の穴が見つかり,河合先生からクイズが出題されました。

 「この穴は何があけたものでしょうか!? ①セミ ②モグラ ③ミミズ」

 みなさんの答えで一番多かったのは③ミミズでした。

 正解は………

セミの幼虫

 ①セミです!

 セミは幼虫の長い間,地面の中で過ごし,羽化するために穴を掘って地上に出てきます。

 当日はセミの幼虫を観察することができました。この時期に生きているセミの幼虫を観察できるのは非常に珍しいことだそうです。

 もう少し地面の中で過ごし,来年の夏には成虫になるのでしょうか。

 

左 マツ  右 エノキ

 マツの木のすぐ横にエノキが生えています。この様子は京都御苑の中で多く見ることができるそうです。

 その理由は鳥です。エノキの実を食べた鳥がマツの木にとまり,種子を含んだフンをすることによって,マツのすぐ隣にエノキが育つそうです。

 

 

 

 西台先生には中立売御門より北側を担当していただきました。

しっかりメモを取りながら解説を聞くことができました

 こちらでは,コゲラが自分の寝床となる穴をあけるため,木をつついている様子を観察することができました。

 フィールドスコープ(主に地上のものを観察するための望遠鏡)を使って,コゲラの観察ができたことは児童たちの心に特に残ったようです。

 また,ヤマガラも目の前まで下りてきてくれました。松ぼっくりのなかの種を好んで食べに来ます。

コゲラをフィールドスコープで観察中
ヤマガラ

 キノコに興味を持つ児童も多く,「このキノコは何という名前ですか?」という質問が多く出ていました。

 今回の授業をきっかけに,将来,児童の中からキノコ博士が誕生するでしょうか?

オンブバッタを観察しています

 その他にも,チョウやバッタ,コオロギなどたくさんの昆虫を観察することができました。

 

 

 児童からは,

 「今までよりももっと生きものに興味を持つようになりました。」

 「また京都御苑に来て,生きもの探しをしたいです。」

 といった嬉しい感想をたくさんもらうことができました。

 

 今回は新町小学校から歩いていくことができる京都御苑において,様々な生きものを観察し,専門家の先生の詳しい解説を聞くことによって,それぞれが持つ個性やつながりの大切さについて学んでもらうことができたのではないでしょうか。

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